この時期カヤックでもボウズを覚悟

カヤック

1月下旬

この時期堤防の釣りは厳しく散々な結果続き、仕方なくボウズ動画2本を足して何とか1本にまとめた前回の『東京湾を釣る第十六話』しかしこの作戦はそう何度も使えない。まじでヤバイ状況なのです。動画のストックがないのです!このままでは週2アップを約束してるうちのチャンネルに泥を塗ってしまう。それだけは避けなければ……天気予報とにらめっこしてカヤックの浮ける日を直近で探しました。すると前回のボウズ動画にも出てきた検見川浜から出せる。陸っぱりのリベンジといこうじゃありませんか!

検見川からカヤック出艇します。

予報をおさらいしよう午前中は風速1〜2mと微風ですが午後からは徐々に風が強くなり15時くらいからは爆風に変わります。そうこの日はテレビで10年に一度の大寒波襲来とか騒いでる日でした。

前日にカヤックを車の上に載せパドルやらライジャケ、ドライスーツその他もろもろ忘れ物がないように指差し確認をしながら積込む。そして朝の弱いオジサンは二度寝を恐れて検見川付近で車中泊と洒落込むのであった。行きがけに24時間営業してる上州屋に寄り道してルアーを物色、キックビート20gのレッドヘッドカラー(LONGIN)とローリングベイト22gピンクヘッドカラー(タックルハウス)を購入してワクワクしながら車中泊ポイントへ向かった。

真冬の湾奥シーバスの釣り方は

東京湾奥では12月~5月中旬にかけてゴカイ類やイソメ類が地中から這い出し河口で夜に産卵行動をします(種類によって時期は異なります)

これを釣り業界では『バチ抜け』と呼びシーバスを簡単に釣る事が出来るイベントとなっております。大型河川では1月の中頃からバチ抜けが始まり大潮から中潮いっぱいまでバチが抜けやすくなります。狙う時間帯は19時くらいの満潮から干潮までが勝負です。上流からバチ(ゴカイやイソメ類)が流れてシーバス、ボラ、マルタウグイが下流付近で待ち構えてますのでバチをイミテーションしたゆらゆらする動きのルアーで表層を漂わせると・・・あれっこれはオッカッパリの釣り方じゃん。

改めましてこの時期の湾奥シーバスは産卵を終えた個体から体力を回復をするため簡単に捕食できるバチを求め河口付近に集まります。昼間は群れになっていることが多くちょっとした地形変化やベイトについています。過去に地形変化にいるシーバスを魚探で発見したときは入れ食いになったことがありHITルアーもバチ用ではなくキックビートやレンジバイブといったバイブレーション系で深場から中層を狙うと釣れました。

今回は釣れたんかい?

今回はまだ早いかと思いましたがカヤックで浮ける場所が行ける範囲でここしかなかったのでボウズ覚悟で行ってきました。上記に書いたような地形変化で魚探にはベイトの群れ、そしてその付近に大きな個体の影も映りテンションは爆上げに上がります。しかしどうでしょう・・・ラインやルアーにベイトがコツコツあたるだけでシーバスからの反応は全くありません。

初めから覚悟はしてたさ、その変わり釣れなくても動画にする予定で兎に角いろいろな意味のないことも含め喋りたおしました。

結果はどうだったでしょうか?動画をご覧ください。

使用タックル

ロッド:ワールドシャウラ 1602SS-3(シマノ)
リール:20エスクセンスDCSS-XG(シマノ)
ルアー:キックビート 70㎜/20g(LONGIN)
ルアー:R.D.C ローリングベイト88㎜/24g(タックルハウス)

ルアー:VJ28(コアマン)

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