東京湾を釣る 第二十二話

おかっぱり

皆さん最近は夏日だったり少し肌寒かったりと気候が安定しないですよね、体調管理には十分気を付けて釣行して下さい。
さて今回は前回の釣行で虫エサの『ジャリメ』が余ってしまった。
『ジャリメ』は結構お高いので勿体ない病が発動、使い切る目的で冨浦旧港にブッコミ釣りをしに来ました。狙いはまずまだ早いと思われる魚編に喜ぶと書いての『鱚(キス)』。
そしてこれを釣って泳がせまして『真鯒(マゴチ)』が本命。
さぁ果たして狙い通りにいくでしょうか?

・冨浦旧港

ここは小さな堤防で漁港としては機能してなく沖磯の渡船乗り場になってます。土日になれば頻繁に船が出入りしますので投げ釣りやちょい投げブッコミには注意が必要です。船の音がしたら仕掛けを回収、トイレや忘れ物などで席を外すときも必ず仕掛けを回収して離れる。
これをしないと船に引っかかり竿ごと持ってかれますし船外機に絡まって船を壊してしまうこともあります。全国でこのようなトラブルから釣り禁止に発展している事例もありますので十分に注意してください。お願いします。

・釣り座

自分が来た時には先端に何名か釣りをしていたので堤防外側の角を選びました。ここは足場の良い突起がありましてフカセ釣りの方に人気の場所でしたが今回は運よく空いてましたので即確保しました。
早速ちょい投げの準備、風も無いので軽めのフロートシンカー26gに市販ちょい投げ2本針7号を使用しジャリメを付け投げます。ポイントは堤防から見下ろすと黒くなっている場所と白くなっている場所がはっきりと分かれておりキスを狙うなら白くなっている砂地に狙って投入します。投入したら少し糸を張り気味にして鈴を付けまして準備完了。後は鈴の音を逃さないよう耳を研ぎ澄まして待ちます。

・手持ちぶたさ(手持ち無沙汰)

一本準備を済ませたら、待ってる間に今時期からシーズンのアオリイカを狙ってみます。カヤックでは何杯か釣ってますけどオカッパリからはまだ釣ってない。しかしこの場所の少し沖ではキロアップも釣っているので浅場にいることを期待してやっていきます。
エギは最近調子のいい『エギ王K3.5号 金アジカラー』ブッコミ釣りの方向を確認して投げます。
水深を5mと推測してカウント15秒してから3回か4回シャクリ、そこから少しテンションを掛けながら落として底をしっかり取ります。またシャクリ落とすを繰り返してたら…なんといきなりドラグが鳴るではありませんか??一瞬根掛りと思いましたが巻けてるし少し生命感も感じますので慎重に引き寄せると・・・


なんとなんとアオリイカをGETしちゃいました。
オカッパリからは初めてのイカ、少し小さめでしたけどギリギリお持ち帰りサイズ(胴長15cm)でしたので絞めて持ち帰りました。
いやー釣った本人が一番びっくりしましたよ。まさか釣れるとは…
『エギ王K3.5号 金アジカラー』いいですね~釣れますよ!

・本命は?

ちょい投げブッコミには何もアタリはなく仕掛けを回収するといつもの巻貝が釣れてくる。『ダメだこりゃ』と判断してウキを付けた投げサビキに変更します。タナ(ウキから一番下のオモリまで)はフタヒロ(約3m)で様子をみます。これでアジとか釣れれば泳がせをと期待しますがウキは微動だにせずただ潮に流されるだけ、仕掛けを回収しコマセを撒き何投かしますが暇なんでまたエギでもと準備します。

・またエギング

一杯目が釣れてから大分時間か経過し潮も引きましたのでエギを少し軽めのに変えました。
私がカヤックから初めてアオリイカを釣った『パタパタ EZ-Q ダートマスター3.5号 BMLカラー』にしてスタートします。投げサビキのウキを眺めながらシャクってテンションフォールを繰り返すと途中でフッと軽くなった気がしたので少し竿を煽るようにするとまたもドラグが鳴りました。
直感的にイカだと判断し慎重にやり取り、先ほどのより重く一瞬どうしようか悩みましたがイカを見るとしっかりエギを抱いてるので抜き上げるしかないとゆっくり引き寄せリーダーをしっかり掴み無事にランディングしました。

もう今日はいいでしょ
当初の予定はカスリもしなかったですがアオリイカが2杯も釣れてご満悦で今回の釣行を終えました。
どんな感じに釣ったのかはまだ解説出来るほど釣ってないので動画で見てください。
それではまたよろしくお願いします。

エギング使用タックルはこんな感じ  ※オジサンはバスロッドを流用してます
ロッド:BPM BS-63UL-2(ジャッカル) 
リール:18カルディアLT2500(ダイワ)
エギ :エギ王 K(金アジ)  3.5号 22g(ヤマシタ)
エギ :EZ-Q ダートマスター(BLM) 3.5号 19g(デュエル)