興津東港

おかっぱり

千葉を釣る第二十五話

興津西の対岸にある興津東港にきました。この堤防はテトラポットに囲まれて足元のサビキ釣りが出来ない場所なので初心者というよりある程度釣りの経験がある方向けな感じがします。

もしここで沖を狙うならフカセ釣りや投げサビキかジグサビキでの釣りでしょう、それか足元に並ぶテトラの中を穴釣りで狙うのが良いでしょう。

私も現場に着いて釣り場の状況を見てプランを考えた結果、穴釣り竿一本にて勝負にでました。

装備的にもテトラの上を歩くのでスパイクシューズではないですが滑りにくい靴を履いてなるたけ濡れた所を通らないよう心がけライフジャケットを装着して、短い竿一本にブラクリを付けエサはアオイソメと簡単な仕掛け、飲料水を肩掛けバックに入れて身軽な格好で挑みました。

季節は5月、海もようやく春本番で堤防手前の水深もありものすごく魚影が濃そうに感じました。まずは一番手前の足元にアオイソメを落として底を取り軽く竿を煽ったり止めたりして誘いをかけます。いればすぐに反応ありそうですがアタリがない。ひとつの穴に執着せずテンポよく投入できそうな穴を探して(この穴探しも穴釣りの醍醐味ですね)どんどん先端に向かってテトラに気を付けながら釣り歩く。

しかし全くアタリがないまま先端まで来てしまったのだ。『やばい』と心の中で叫んでしまう、ん~~どうしたもんかと考えてもしょうがなく先端で石鯛釣りをしている地元の方と雑談をしながらヒントをもらおうとするも会話の内容は今日はダメだとか前にここで3キロの石鯛をあげたことの自慢話をされ有益な情報は得られませんでした。やむえず反対側を折り返し探って釣りをしていくことに・・・

おっと!ここでようやくアタリが出始めます。手元にくるブルブルは待ってましたの感触でしたか針が大きいのかアタリはあるが上手く掛からない。

さぁここで考え魚を掛けるのに試行錯誤します。釣り人の楽しい時間です。

そんな仕掛けのチェンジとか参考にしてくれたら幸いです。

動画の方をご覧ください

使用タックル
穴釣り
ロッド:ミニバーサル88(プロトラスト)
リール:TDジリオン 6.3 100H(ダイワ)
仕掛け:目玉ブラクリ 赤 5号(ハヤブサ)
仕掛け:穴釣り専科ジカブラSS(ダイワ)