東京湾を釣る第十八話

おかっぱり

・内房エギング

最近カヤックでエギングがマイブームのオジサン、東京湾を釣るでもやってみようとチャレンジしてきました。ポイントは金谷港から段々と南下して館山までの広いエリアを釣っていきます。
比較的浅い所を攻めるので軽めのエギと風があった時にティップラン用の重めのエギも用意しました。
ロッドは毎回流用のシーバスロッド、PE1.5号にリーダー20lbの太めのセット
今回のタックルはこんな感じ
ロッド:グランデージSTD 96ML(アピア)
リール:19 バリスティック LT3000(ダイワ)
リール:レブロス 2500(ダイワ)※途中からPE0.8のリールに変更
エギ :エギ王 LIVE 3.5 21g(ヤマシタ)
エギ :エギ EZ-Q キャスト 3.5 17g(デュエル)
エギ :エギ エメラルダスボート2 3.5-30g(ダイワ)

・脱線して残念な知らせ

前回と前々回はここ金谷港へ釣りに来たのですが風や波に寒さといったことで急遽企画変更しまして『千葉を見る』という各港の紹介と解説をしていきました。今現在の千葉県内房の状況を知れて良かった半面、残念な知らせもありました。私もよく行ってました『富浦新港』の北ケイセンに立入禁止のフェンスが立ってしまいました。今後このような釣り禁止を増やさないように漁師さんや地元の方には迷惑を掛けずに考えて行動していきたいと思います。

富浦新港フェンス

・金谷付近で釣り開始

すみません脱線してしまいました。
金谷港の北にあるマリーナ手前の堤防からスタートします。ここは手前の水深で2m~3m、沖に投げても4mくらいと浅く時期的には早いかなと思いましたが海藻もいい感じで生えてますので朝マヅメに期待しました。エギはパタパタの17gから始めましたが北風(右から左へ)の影響で投げてる途中からラインが持ってかれて大きな弧を描いてしまう。いくら低空で投げても変わらなくエギングにならなかった。ここでエギの重さを17gからエギ王21gに変えてみても多少良くなったぐらいでやり難さは変わらなかった。少し粘ってみましたがここで場所を変えました。

・保田の外側

保田港の外側にあるテトラに移動してきました。
先行者さんがいたので状況を聞くとアオリイカをGETしてました。エギのカラーまで教えていただきやる気MAX、HITエギに近いであろうカラーにするが相変わらず横からの風に悩まされます。時折風の弱まった瞬間を狙ってキャストしますがシャクっているときに強風になったりして釣る気をなくしていきます。折角釣れた情報をもらいましたが次に移動しました。

・三ヵ所目は竜ケ崎堤防

毎度カヤックでお馴染みの場所で堤防にはアオリイカを釣ったであろう痕跡もある実績?ある場所??
真ん中の堤防は波を被るので遠慮して堤防根元で釣り開始。このポジションは北風を正面から受ける形でだったので30gのエギにして重くすればストレスなくシャクれた。しかしシャクって止めたらすぐに着底してしまうのでエギを軽くしたりと試行錯誤しますが全く釣れない。やはり風がやっかいなので風裏を求めて岩井袋に移動する。

・岩井袋の岩礁

この場所は地図を見て北風が遮られると思い来てみたのですが潮回りが最悪で干潮に向かう下げ8分くらいでした。全体的に浅いフィールドなのですがさらに浅くなってしまいエギの届く範囲は水深3m以下、軽いエギで試みたのですがアタリはなし・・・と思います。しかも北風は収まってるのですがその影響かはわからないですが色々な方向から風が吹き私のやる気を削いでいきました。引き潮で出来た潮溜まりの小魚を眺めながら最後の場所に向かいました。

・最後の場所

最後は夕マヅメでエギングをするには最高だなと開始時に思ってました沖ノ島周辺です。
ここは私やホエールさんがカヤックでも釣っていますし情報で堤防からアオリイカを釣ってる方もいる有名な場所です。時刻は16時、空いていそうな場所を選び車を停めます。この沖ノ島まで続く石の堤防は30mくらい間隔で足場の良い平らな場所が設けてましてここが釣座になります。ちょうど干潮時に着いたのでわかったのですが沖ノ島に近い方は浅く岩がむき出しになってとても釣りにならない。しかし案の定この付近しか空いておらず若干浅いと感じながら渋々釣座を構えました。
北風が北東の風に変わり横からの風をもろに受け重めのエギに変えたら即2つをロスト・・・軽いエギにすると底取りが難しく気温の低下と共に疲れもピークに達して17時半にストップフィッシング。

・終わった・・・

1日中、我流でエギングをやり続けましたが結果は出ずボウズを喰らいました。これもいい経験でいろいろ勉強になった今回の釣行です。こういうのを重ねて釣れる達人になりたいと思ったオジサンでした。これからも応援よろしくお願いします。