東京湾を釣る 第二十六話 最終章

おかっぱり

・連続して館山港

前回の釣行から幾日も離れてなくここ館山に来ました。
サッパが釣れたので今回も朝からサッパを釣ってそれをエサに泳がせて最後に相応しいメモリアルな魚を釣りたいのいのだが……釣れない、泳がせになる魚が釣れない、ってことは始まらない、簡単に1日が終了。

・2日目

午前中は強風の釣りが出来ず洲崎灯台でエンディング撮影や近場の釣り場状況などを見て周ったりしました、ようやく午後に風が弱まったので館山の堤防に戻る。
スタートは泳がせの魚をトリックサビキで狙っていく。開始から1時間くらい経っただろうか前触れもなくいきなりトリックサビキに小アジが掛かります。取り込みを急ぎ続けとばかりに追加のアジを狙いトリックを落しますが……一発でおしまいのようです。
まぁやっと釣れた泳がせのエサ、エレベーター仕掛けを準備して足元へ投入開始。時折尋常じゃない暴れ方をするアジにドキドキしますが時間切れでノーフィッシュで終わりました。

・3日目突入

東京湾を釣る最後を飾るメモリアルフイッシュを求めてとうとう3日目に突入してしまいました。前回何とか泳がせの魚を釣ることが出来たのだが不発、今回も同じくトリックサビキで手っ取り早く泳がせに出来る魚を狙っていく。それと同時に投釣りでキスも狙います。館山湾は真冬でも海水温が15℃を下回ることがないので冬にキスが釣れる貴重な場所、なのですがこの日はお留守のようで心地よいブルブルとしたアタリはきませんでした。

・しかしトリックサビキは釣れる

何気に上げた投げ竿にハゼ科の魚が釣れたのを皮切りに今度はトリックサビキにアタリが連発します。ハゼ科の魚、ヒイラギの子、カタクチイワシ、アジ、イワシ、ムツの子、ハコフグ、アイゴ、謎の魚はクロイシモチと判明でここまで9目の魚に出会いました。いやいや色々な魚が釣れて楽しいのですがどれもこれも小さな魚で幾分不完全燃焼、10目に泳がせでメモリアルフイッシュなら大満足な結果になるでしょうとエンディングを撮りました。
長い動画になりましたがどうぞご覧ください。
長きに渡りシリーズのご視聴ありがとうございました。


使用タックル

手竿のトリックサビキ
竿  :水峰5.4m(プロマリン)
サビキ:トリックエースFR4号(マルフジ)
下カゴ:サビキカゴ パクドンブリ(マルシン)

泳がせ
ロッド:ディアルーナ B86M (シマノ)
リール:HRFソニックスピード9.1RTW (ダイワ)
仕掛け:エレベーター仕掛 11-5(ハヤブサ)