千葉を釣る 第六話
ここはカヤックの帰りによく通る道で過去2回ほど寄り道をした所、ちょうど夕刻に差し掛かると東京湾が真っ赤に染まり遠目の富士山もいい感じになるとても夕日を見るのに最高な場所。近くにコーヒー屋さんがあるのでわたしはコーヒー岬と呼んでます。
海辺に降りる道は狭く傾斜もあり明るいうちに見ておかないと夜は転落事故を起こしやすい危険な釣り場。全体的に地磯で出来ていて磯釣りの方が多いですが一箇所コンクリートで堤防にしている石積場はサビキ釣りなどのポイント。そこは以前に船が着けれるようにしていたのか水深も5mくらいと深く足元のサビキやちょい投げ釣りなんかにちょうどいい感じでしょう。そしてベイトとなる小魚が入ってくればシーバスやアオリイカと言ったフィッシュイーターなどが期待できます。エギングやヤエンと言った釣り方でアオリイカ狙いで賑わうでしょう。しかしポイントに入れる人数が少なく空いていればラッキーぐらいの感覚で目指しましょう。
・寒いけど頑張ろう
さて今回、早朝は寒いので日の出を少し過ぎたあたりに釣り場へ到着しました。それでも釣り人は少なくて石積場は誰もおらず私一人だけでした。過去に下見はしましたが釣るのは初めてなのでプランを考えます。まぁいつものサビキとちょい投げなんですけどね・・・用意して釣りを開始します。
足元にサビキを1本とテンビン仕掛けのブッコミ1本でまずはようす見ます。
朝のうちは北風が吹き曇り空だったのでジッとしていると寒くて耐えられなかったですが太陽が出始め徐々に暖かくなり釣りもしやすくなります。するとブッコミの竿に付けた鈴の音が鳴ります。この瞬間の『おっ』がたまりませんな!しかし鈴の音は止まってしまい回収します。エサの状態を確認してもう一度ブッコミし直すとすぐにアタリが出ました。まるで上から落ちてくるアオイソメを見ていて落下と同時に食いついた感じでした。上がってきたのはキュウセンと呼ばれるベラの仲間、針を外そうと魚を持つとなんとも言えない温かさで水温がまだ冬ではないことを証明してくれました。
この後サビキには全くもってアタリなしでしたが何匹かブッコミで釣り上げ楽しみました。
鈴の音はいつ聞いてもいいですね
詳しくは動画をお楽しみ下さい。
使用タックル
投げ釣り仕掛け
ロッド:ディアルーナ B86M (シマノ)
リール:HRFソニックスピード9.1RTW (ダイワ)
天秤 :ミニジェット天秤 10号(富士工業)
針 :流線7号 ケン付(オーナー)
サビキ仕掛け
ロッド:ブルーベイ磯遠投3-450(プロマリン)
リール:11カルディア 2500(ダイワ)
サビキ:小アジ専科6号(ハヤブサ)