ルアーリペイント

図工の時間

こんにちわ
2024年新しい年が明けました。
今年も宜しくお願いします。
新年一発目の動画は釣りに行けない苦肉の策、家の中での撮影です。
今回撮影したのはルアー(メタルジグ)のリペイントです。
ルアーって言うのは一匹でも釣れてしまうと釣り人の記憶に刻まれ信頼度は上がりますよね、ましては苦しい時に釣れたルアーや爆釣したルアーなんてのは爆上がりでより一層深く刻まれます。そうすると使用頻度が高くなり何度も使っていると大事なルアーの塗装が剥げ剥げになってしまい誠に残念。
そんなルアーに新たな命を!そんな動画をお届けします。

・ルアーの剥離

使い込んで剥げたルアーでも所々塗装が残ってるものです。このまま上塗りでリペイントしたらとんでもなく汚い仕上がりになってしまうのは当たり前だのクラッカーなので、まずは綺麗に塗装を落してやる必要があります。私が使うのはエアブラシなどを使用した後に洗浄する液体『㈱クレオス ツールクリーナー』や『ガイアノーツ ツールウォッシュ』を使い落します。ほかに『アセトン』などを使って落とす方もいます。注意事項でプラスチックルアーの塗装剥がしで使ってしまいますと本体の変形や溶解をしてしまう事がありますので使用しないで下さい。
用意するものは
・ルアーが浸かれる容器
・ツールクリーナー(エアブラシの洗浄剤)

左㈱クレオス 『ツールクリーナー改』
右ガイヤノーツ 『ツールウォッシュ』
容器にメタルジグを入れルアーが浸かるまでツールクリーナーを注いで待つだけ
この時薬品からは非常に強い匂いがでますので換気を十分にし防塵マスクなんかをすることもお勧めします。

この様な容器にジグを入れツールクリーナーをジグが浸かるぐらいまで入れて後は待つだけ
そして

・二時間後

コーティングが剥がれ下地が見えてきました。こうなったら後は金ブラシなどや粗目の紙やすりで下地を落としていきます。オジサンは素手でしていますが必ずゴムの手袋をしましょう(すっかり忘れてました)薬品に浸かりながら下地を落として

・綺麗になったのがこちら

オリジナルのジグやTGベイト、ジグパラなど塗装を剥がしてみました。右の白いのはオリジナルのジグで表面研磨して白いサーフェイサーを吹付けたもの(重さは86g)このジグたちにキラキラしたホログラムを貼っていく

・ホログラムシート貼り

まずはシリコンオフのような脱脂剤でジグを綺麗にします。
そしたら熱転写用ホログラムを準備します。
使うのはこれ

村田金箔 グリームホイル(35mm×50M) メーカーの説明だと190℃〜200℃で転写出来るとかいてある。ではどのようにして貼っていくか?そして用意するものとは?

・用意するのも

必要なものとして耐熱シリコンとそれを温めるアイロン

耐熱シリコン
食品用の型取りとして販売されてます柔らかいタイプのシリコンです。
A液とB液を1:1で混ぜ24時間後には出来上がります。
ここで訂正があります。動画内では耐熱温度を270℃と言ってますがメーカー発表の耐熱温度は200℃でした。誠に申しわけありません。

そしてシリコンとジグを温めるのに使用する家庭用のアイロンです。
左のアイロンは耐熱シリコンを温め、右のアイロンはジグを温めます。

このアイロン台座の中にジグは入れられそうなスペースがあり私はそれを利用して温めます。

そしてもう一つのアイロンは耐熱シリコンを温めます。
いい感じに(だいたいの感で)なりましたら熱転写していきます。真冬にこの作業なのでここからはスピード勝負です。

耐熱シリコンの上にホログラムシートを乗せ
温めたジグ、ホログラムシート、耐熱シリコンの順でサンドイッチした上から
体重を掛けてプレスします。

このように出来上がります。ここから剥がしてみると

こんな感じに上手く転写出来ました。
しかし上手く出来たのはこのひとつだけで後は失敗の連続でした

一部転写出来てない
完全な失敗のTGベイト

そして並べてみるとこんな感じになりました。
右の大きなオリジナルジグは細かい所を気にしなければOKなのですが
左半分のジグは失敗でやり直し確定。
次回は色を塗ってみようと思います
参考になるかは分かりませんが皆さんもやってみては如何ですか?
でまた次回お会いしましょう。

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