おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。
毎度お馴染みカルガモおじさんです。
ホームページも久しぶりの更新になります、かなりサボっていました申し訳ありません。
じゃ頑張るよ!
・スパンカー
今回は足漕ぎのカヤックフィッシィングに必要なスパンカー
ホライゾンウォーカーのシーラス用に取付け出来る作成動画です。
スパンカーって??
こんなのですが
まずは説明しないと始まらないですな
・スパンカーとは
カヤックフィッシングは手漕ぎでも足漕ぎでも風が吹き始めるとだんだんと船が横に向いてしまいます。風に対してカヤックの側面で受けてしまうのです。この状態になりますと横から波を受け流されそして横揺れになるので非常に釣り難く場合によっては沈してしまいます。
そこで考えられたのが手漕ぎ用のパラシュートアンカーと足漕ぎ用のスパンカーです。どちらも遊漁船ではお馴染みの戦法で、これを使用すると風に対して船首を風上に向けれます、ですので先端で波を切りながら揺れを抑えて後ろに流されます。足漕ぎならここでペダルを漕げば調整は難しいですが多少ホバリング出来たりしますのでポイントに留まることができ釣りができます。
ではどんな仕組みか?
仕様を簡単に説明しますと仕組みは風見鶏と一緒でカヤックの後方にスパンカーを取り付け風を受け足漕ぎのドライブシャフトやフィンドライブを軸にして船首を向けるのです。
これは言葉より分かり易い動画がありますのでこれを見て下さい。
ファンキー山岡の釣りTUBE!~竿を持って歩こう~
『スパンカーカヤックフィッシング 前代未聞の実験あり』
https://youtu.be/eCMw2vxhNAA?si=z7q0negoPRz_QD3t
見ましたか?
見事に風を受けテレビ台で回転して船首が風上に向きました。まぁ実際は海水の抵抗や風の強さに左右されるので完璧に風上へ向くことはないですがおおよそ向いてくれますので釣りもやり易くなります。
どころが・・・
・これ売ってないんです
そもそもスパンカーで検索すると分かると思うのですが遊漁船に使う大きなものしか出てきません。カヤックに使うという考えがないので専用になりますと一つ二つくらいしか引っ掛かりません。
だったらもう自分好みの大きさのやつを作っちゃおうと思い立ったのであった。
ここでは動画内で使った部材を主に説明していきます。どうぞよろしくお願いします。
・使用部材
基本的に今回作るスパンカーの骨組みは『G-FAN』というアルミの棒を自在に組んで六角レンチでDIYできるもので作りました。関東ですと『ケーヨーデイツー』で取扱いしています。
G-FANで必要なパーツは下の画像になります
①Sフレーム
1000mm × 1本
600mm × 2本
300mm × 2本(一本は180mmにカット)
②インナーキャップS
3個
③フットコネクタS M6
3個
④スタンドコネクタS
1個
⑤ダブルコネクタS
2個
⑥アングルコネクタインナーS
1個
⑦ポイントコネクタS
1個
骨組みに使用するG-FANは以上で
次は一番作成に手間がかかる幌の枝になる可動部分です。
名称がないのでここでは『可動くん』と呼びましょう
この可動くんを製作します。
写真の25mm×25mm(厚さ2mm)のコの字型したアルミの棒を右の図の斜線部分をカットします。
そしてカットして出来上がったのを人力で曲げていきます
カットが出来たら金ヤスリでバリを取りましたら人力です
G-FANに仮止めしてゆっくりゆっくり力を入れて曲げていきます。
写真のように曲げていきます。
いい感じまできたら左右のバランスを確認していき可動くんの完成です
はいここまでは順調にきました
今度は枝になるアルミ棒の取付け穴をあけます
Sフレーム600mmの下から10mmの所に貫通で4mmの穴をあける(2本)
ステンレスのボルトナットM4×30で枝を取り付けます
そうしましたら
Sフレーム1000mmの下から180mmの所に5mmの穴を開けて先程完成したスパンカーの枝になる部分を取り付けします。
このような感じになります。
さてこれだけですと可動くんとメインの棒に止めている箇所が一つなので下にかかる力にかなり弱い
のでここをG-FANのパーツで補強します。
左の⑤ダブルコネクタSを使い補強しました。
これでメインの棒とそして幌の枝にあたる部分の『可動くん』の完成です
次は天井部分です
Sフレーム300mmを180mmにカット。
⑥アングルコネクタインナーSと⑦ポイントコネクタSを使いL字に取り付けます。
後は写真のようにL字にするだけ
ここまでで骨組みはほぼほの出来ました
次は幌を作成していきます。
使うのはテント用に売ってますビニール製のシートです
型紙に合わせ二枚切り出します
上底 360mm
下底 700mm
メイン側(写真右)750mm
左側 960mm
切り出しましたら四方を3cm手前に折り曲げ瞬間接着剤で止めます。
何となく見栄えのいい場所に印をつけハトメをする穴を開けていきます
ハトメてみました。今回は見栄えのいい金色でやりましたがこれは真鍮製なのですぐに錆びてしまうので、お勧めはアルミ製かステンレス製をご使用下さい。
幌の上部にSフレームの300mmを結束バンド等で止めます
この時Sフレーム内部に重しを入れて重力で下がる様にしてください
おおよそ150g~200gで十分だと思います
上部の3番目穴らへんに上げ下げするロープを縛り二ヒロとっておしまいです。
左はスパンカーを下げたところ
右はスパンカーを張ったところ
さあーどうでしたでしょうか?
ほぼほぼG-FANを使ったにで自作と言っていいかわかりませんが
カルガモくんオジサンの自作スパンカーになります
ではまたのご視聴お待ちしております。
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